高品質ジルコニア素子を採用
高品質ジルコニア素子
KEAO2センサーのジルコニア素子の形成は、ドイツDORST Technologies社のドライ・アイソスタティック・プレス機で厳選したジルコニアパウダーを粉末状態のままプレスし、形成しています。
安価な製品にみられるパウダーに水と接着剤を混合し形成するウエット方式では実現できない均一な厚み・密度・形状を持つジルコニア素子を形成できます。
厚み・密度・形状にムラがないため、安定的かつ正確な計測を可能にしています。
また、ジルコニア素子の焼成には一度焼成し、電極と共に再度焼成(co-fire)することにより高い強度と耐久性を実現しています。
さらに、ジルコニア素子のコーティングにはプラズマ・スプレーを採用することにより沈着効率がよく、磨耗に強いコーティングを実装し、より耐久性のあるジルコニア素子を実現しています。

KEA O2センサーのジルコニア素子

ドライ・アイソスタティック・プレスで粉末のまま形成

プラズマ・スプレーでコーティング
高い耐久性と専用設計
高い耐久性
ジルコニア素子の耐久はもちろん、内外装の金属部や配線すべてに耐腐食性や耐久性の高い素材を厳選して採用しています。
また、それぞれの製品開発時にはさまざまなテストを実施し、過酷な環境下でも安定して機能することを徹底的に確認しています。
専用設計
お客様の車両に取り付けた際に純正部品と同等の性能が出せるように、それぞれの純正品番に対して専用設計です。
汎用的なO2センサーによくある車両との相性により機能しないということがなく、ユニバーサルタイプのO2センサーのように配線加工が必要ないため、失敗がなく簡単に取り付けることができます。

さまざまなテストを実施しています。

純正品番に対して専用設計です。
厳しい品質管理による高い信頼性
高い信頼性
KEA A/F・O2センサーの品質は自動車産業品質マネジメントを導入した工場で厳しく管理されています。
工場からの最終出荷段階の際には、すべてのセンサーを対象に性能テストを実施し、合格した製品のみを出荷しています。
性能テストは、エキゾースト内の環境を擬似的に再現し、気密性・電圧・反応時間などが正しく機能することを実製品のデータを採取し確認しています。
テスト時には実際に製品が加熱されるため、すべてのセンサーのプロテクタ部にテストを実施した証の焼け跡がみられます。

出荷前に全てのセンサーをテスト
