Q O2センサーのポジション(取付位置)について教えてください。
A ポジション(取付位置)はメーカーや型式によって異なりますので適合の際にご確認ください。
A/FセンサーやO2センサーは、車両に1本~4本使われています。
2本以上使われていると、どのポジション(取付位置)のセンサーか区別されています。
しかし、このポジションは表現が統一されておらず、同じメーカーの車両でさえも車種や型式によって表現が異なります。
弊社では、商品をご案内する際はなるべくメーカーカタログに記載されているポジションでご案内しています。
ここでは、一般的なポジションについて説明します。

●直3、直4エンジンの場合
直列3気筒や4気筒のエンジンに取り付けられているO2センサーのポジションは、フロント側/リア側やエキマニ側/エキパイ側と呼ばれています。
エキマニ側はエキゾーストマニホールド付近に取り付けられており、エキパイ側はエキゾーストパイプに取り付けられています。

直3、直4エンジンのO2センサーポジション
●直6エンジンの場合
直列6気筒のエンジンに取り付けられているO2センサーのポジションは、1・2・3サイド側/4・5・6サイド側/リア側と呼ばれています。
1・2・3や4・5・6といった番号はシリンダー番号を表しています。

直6エンジンのO2センサーポジション
●V型エンジンの場合
V型6気筒やV型8気筒のエンジンに取り付けられているO2センサーのポジションは、フロント右側/フロント左側/リア右側/リア左側もしくはフロントレフト側/フロントライト側/リアレフト側/リアライト側と呼ばれています。
右側、左側やレフト側やライト側はエンジン後方から見た位置になっています。
横置きのエンジンで左右と表記されている場合は、車両の車内から見た位置になっている場合が多いです。

直6エンジンのO2センサーポジション
●V型でバンクナンバーのポジションは注意!!
バンクナンバーとは、V型エンジンで1番シリンダー側がバンク1側やNo1側、2番シリンダー側がバンク2側やNo2側とシリンダーの位置によって表記される番号です。
バンクナンバーで表記されている場合、右側がバンク1側/No1側とは限りません。
また、メーカーごとに統一されておらず、同じメーカーでも車種によって逆になっている場合があります。

バンクナンバーのポジションは注意!!
